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【東洋医学で考える夏バテ対策|おすすめのツボ3選】

京極
暑さが厳しいこの季節、「体がだるい」「食欲がない」「寝ても疲れが取れない」など、いわゆる「夏バテ」の症状に悩まされていませんか?

東洋医学では、夏バテは「気(き)」と「津液(しんえき)=体内の水分」のバランスが崩れることで起こると考えます。特に「脾(ひ)=消化機能」と「心(しん)=循環と精神」への負担が大きくなるため、それを整えることがポイントです。

今回は、東洋医学の視点から夏バテの原因と、おすすめのツボをご紹介します!

夏バテは「気虚」と「水分代謝の乱れ」から
•暑さによって汗をかきすぎると、「気」と「津液(体液)」が失われ、体力低下や食欲不振を招きます。
•エアコンの冷気で胃腸が冷えると、「脾」の働きが弱まり、だるさや消化不良が起こります。
•夜も寝苦しく睡眠の質が下がると、「心」の負担が増えて精神的にも不安定に。

◯夏バテに効果的なツボ3選

➀中脘(ちゅうかん)
•場所:おへそとみぞおちの中間あたり
•効果:胃の働きを整え、消化不良や食欲不振に
•押し方:軽く指で押して、深呼吸しながらゆっくり5秒キープ×3回

➁足三里(あしさんり)
•場所:膝のお皿の外側から指4本分下
•効果:消化器の働きを整え、全身の気力を高める
•押し方:親指でしっかり押し、左右それぞれ10秒ずつ3回

➂労宮(ろうきゅう)
•場所:手のひらの中心あたり(中指と薬指の骨が交わるところ)
•効果:自律神経を整え、心身のリラックスに
•押し方:反対の親指で押し、イライラや不眠時におすすめ

まとめ

夏バテはただの疲れではなく、体の中のバランスが崩れているサインです。日々のケアにツボ押しを取り入れて、自然なかたちで体を整えてみましょう。

冷たいものの摂りすぎや、冷房の当たりすぎにも注意しながら、東洋医学の知恵で元気な夏を過ごしましょう!