スタッフブログ

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反り腰にかかわる筋肉について

大江

今回は反り腰(=腰椎過前彎)にかかわる筋肉や、それに伴った日常的な動作についてご紹介していきます。

 

腰痛の原因の一つに反り腰といったことはお聞きになられたことはあると思います。

反り腰は必ずしも痛みに関わるわけではありませんが、構造的に問題を起こす可能性をはらんでいます。

 

反り腰(=腰椎過前彎)の状態になると、椎間板(背骨の隙間のクッションのようなもの)が前方に引き出されやすくなります。

また、椎間関節という背骨の後方でのつなぎ目が圧縮ストレスをうけます。

 

この状態を誘発する要素の一つとして、大腰筋と腸骨筋と呼ばれる二つの筋肉がかかわります。

作用としては、股関節を屈曲する役割をもちます。(外旋作用もありますが、日常的にはほとんどが屈曲作用です。)

 

座り姿勢で、体を起こす状態が長く続くデスクワークの方々は、これらの筋肉がうまく扱えない(収縮と弛緩のタイミングの調整が難しい)状態になりやすいです。

 

あくまで一要素でありますので、痛みや不調の裏にはその他にもたくさんの要素が潜んでいるかもしれません。

お悩みの方は当院までお気軽にご相談ください!