スタッフブログ

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呼吸について

大江

今回は呼吸についてご紹介していきます。

呼吸は生きていく上で欠かせない物であることは皆さんご存知かと思います。

およそ人は一日に約29,000回呼吸すると言われています。

 

そんな呼吸を支えている筋肉は、”横隔膜”です。実際には、横隔膜が全体の70%を担って、残りは斜角筋、胸鎖乳突筋、外肋間筋などがサポートすると言われています。

 

呼吸は、様々な環境の変化に適応するために、無意識化で呼吸量や数を調整しています。(自律神経も関わります。)

そして、人は日常で様々なストレス(悪い意味だけではなく必要なストレスも含めてです。)に曝されていますので、気が付かないうちに呼吸のパターンが崩れたままになります。

 

また横隔膜はほかの骨格筋に比べて、意識して動かすことの難易度が高いです。

先ほど挙げた筋肉の中で横隔膜の感覚が落ちやすい為、頚部から胸部の筋肉の貢献度が高くなり、結果的に頸の筋肉が呼吸をするたびに過緊張の原因となりやすいです。

 

そんな状態が続くと身体や脳への適切な酸素供給が行いにくくなり、疲労感や頭に霧がかかったような(ブレインフォグ)状態になります。

そんな状態では、筋肉や神経の緊張状態が抜けにくくなります。

 

今のお身体の症状と呼吸の乱れが繋がっているかもしれません。

お悩みの方はお気軽に当院までご相談ください!