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熱中症とお風呂の関係

京極
~暑い季節のお風呂、注意すべきポイントとは~

夏になると毎年のように話題になる「熱中症」。日中の屋外や運動中だけでなく、実はお風呂の中でも熱中症になるリスクがあることをご存じでしょうか?

今回は、お風呂と熱中症の関係について詳しくご紹介します。

■ お風呂で熱中症になる理由

高温多湿の浴室では、体温調節がうまくいかなくなることがあります。特に長時間の入浴や熱すぎるお湯に浸かると、体内に熱がこもりやすく、脱水やめまい、頭痛などの症状を引き起こすことがあります。

【要注意ポイント】
•湯船の温度が高い(41℃以上)
•入浴前に水分補給をしていない
•長風呂(15分以上)
•浴室に窓や換気がなく湿度がこもる
•高齢者や持病のある方

■ 熱中症予防のための入浴ポイント

1.入浴前にしっかり水分補給をする
→ お茶やコーヒーではなく、水や経口補水液がおすすめです。

2.お湯の温度は38〜40℃を目安に
→ 高温すぎると体に負担がかかります。ぬるめのお湯での入浴が◎。

3.湯船は10分程度でOK
→ 長時間の入浴は避け、半身浴などで時間を短縮しましょう。

4.入浴後もこまめに水分補給を
→ 発汗による水分・ミネラルの消失を補いましょう。

5.浴室の換気をしっかりと
→ 湿気がこもると体温調節がうまくいきません。

■ 特に注意が必要な方

•高齢者:体温調節機能が低下しており、気づかないうちに脱水が進行してしまうことも。
•子ども:体が小さい分、熱がこもりやすく脱水もしやすいです。
•持病のある方:心臓病・糖尿病などの持病がある場合は、入浴前に主治医と相談を。

■ まとめ

お風呂はリラックスや疲労回復に効果的ですが、夏場は熱中症のリスクがある場所でもあります。ちょっとした心がけで、安心して快適にお風呂タイムを過ごすことができます。

この夏は、「暑さ対策」と「入浴習慣」をうまく両立させて、元気に乗り切りましょう!